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ホルモン盛り合わせ

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ホルモンをコントロールする目的で生まれたのがアナボリックステロイド

 ホルモンと言っても焼肉屋でたべるアレではない。人間の内分泌によって作られる体内からの自然化学物質である。今では、研究によって、身体の代謝の仕組みはかなり分かり始めている。筋肉を増やす、減らすためのホルモンなどもかなり知られるようになった。

 <筋肥大に対しプラス>
 ・テストステロン
 ・成長ホルモン
 ・インシュリン
 ・IGF-1(インスリン様成長因子)
 
<筋肥大に対しマイナス>
 ・コルチゾル
 ・ミオスタチン

 強度の高い運動を行うことでテストステロンや成長ホルモンが分泌される。テストステロンはご存知の通り、いわゆる男性ホルモン。女性よりも男性の方が身体が逞しいのはこのホルモンの影響。成長ホルモンは肝臓でIGF-1となり、それが、筋肉や臓器を肥大させる。インシュリンは、炭水化物を摂取することで、分泌され筋肉の分解をストップし、筋肉、脂肪の合成を行う。

 マイナス側では、ストレスが大きくなるとコルチゾルが分泌され糖新生(筋肉がエネルギーに変換される作業)が始まる。ミオスタチンは『身体よ、でかくなるな~』という信号ホルモン。

 まあ、大雑把に説明するとこんな感じなのだが、じゃあホルモンの働きが分かったからって、なにか特別にできることあるの? って感じが正直なところ。

 しっかり睡眠とれ! ビタミンD飲め! 亜鉛摂取しろ! 卵黄食べろ! HMB買え!などいろいろあるが、ホルモンの分泌への影響は微々たるものかと思う(インシュリンは炭水化物を摂取すれば分泌されますね)。つまり、ホルモンのコントロールなんか意図的にできないので『食って、トレーニングして、しっかり休憩する』以外どうしようもないから、私は、サプリとか全然、興味ない。。。。

 それから、気になるのが、筋肉を縮小させるホルモンの存在は何を意味しているのだろう? 身体の機能には、不要なものなど、あまり存在しないと考えると、進化の過程で『デカくなりすぎることは生存競争に適さない』という選択的進化があったワケだ。ステロイドなどで、自然の摂理に逆らってまで巨大化させることは、身体にとってマイナスな要素があるのだろう、多分。