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アルコールのカロリーをどう考えるか?

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アルコールはしっかりカロリー計算するべし


 『キッチリ、カロリーとして計算すべき』という意見、それから『身体には使えないカロリーだから無視してOK』という意見、もしくは『缶ビール1本程度なら気にしなくても大丈夫』という意見。いろいろな意見がある。

  要は『炭水化物でもタンパク質でも脂質でもないアルコールは、高いカロリーを持っているが、それが、身体を維持するためのエネルギーとして使うことができるのか否か』が問題。

 カロリーはあるが、身体の中で使えないなら、ゼロ計算でいいし、逆に、アルコールを分解するために肝臓が一生懸命働くのなら、そこでカロリーが使われることになり、『アルコールを摂取すれば痩せるかも?』と考えることもできる。ここにアルコールの消化吸収について丁寧に説明しているサイトがある。 

 1.
 アルコールのカロリーのうち30%は肝臓でアルコール自身を分解するために使われる。

 2.
 分解後に酢酸が生成される。
 酢酸はクエン酸回路の中でエネルギーとなり、水と二酸化炭素に分解。
 (つまりアルコールのカロリーの70%が身体のエネルギーになる)

 3.
 ただし、身体のカロリーが余剰の状態では、酢酸は脂肪として蓄積される。
 (酢酸は脂肪酸の1つ)

 例えば500ccのビールを飲んだ場合、23グラムのアルコールを摂取することになる。アルコール1グラムのカロリーは7.1kcal。だから約165kcalを摂取することになり、このうち70%が身体でエネルギーとして使われるとすると115kcalを摂取した計算だ。(イメージとして、コンビニのおにぎりよりちょっと小さいサイズの飯量)

 よってアルコールも摂取カロリーとしてきちんと計算すべき。ただし70%でOK。