ラクトースフリー牛乳発売に見るタイの進歩
乳糖不耐症って言葉、聞いたことあります？ これって、牛乳に含まれる乳糖（ラクトース）を分解する酵素が体内に足りなくて、牛乳飲むとお腹がゴロゴロする症状のことで、飲みすぎると普通にお腹下します。
私も、そうだったので、日本にいた当時は雪印の『アカディ牛乳』ぐらいしか飲めなかった。『アカディ牛乳』は乳糖を取り除くのではなく、乳糖を酵素で分解させから、パック詰めしたもの。ちょっと甘めの牛乳で美味しかったという記憶しかない。
タイに来て、かれこれ20年以上。『アカディ牛乳』なんて気の利いたすぐれた食品がタイで発売されることなど期待できるワケもなく、でも、筋トレの栄養補給に最適な牛乳が飲みたくて、数年間、無理やり頑張ったところ、最近は1日に1リットル位なら飲んでも大丈夫な身体になりました。
と、思っていたら、なんと！CP明治から『ラクトースフリー』の牛乳が販売されました！ タイ人の健康意識が、ここまで来たのか～ とちょっと衝撃。
20年前、『タイのバイクって150CCばっかりだよね～ 日本の大型バイクは新車では発売されんのかな・・・』と思っていたら、ここ10年ぐらい前から新車ビッグバイクが盛り上がってきたし（中古の輸入が禁止された影響もあって）、日本食なんかバンコクにいればどこでも食べられるようになったし、そして、今年はついに『ラクトースフリー牛乳』まで。
社会的なインフラなんかも含めて、地道にいろんなところで進歩というか進化しているタイを感じた今日この頃。
