ベンチプレス140キロを目指すなら腕も肩も鍛えるべし!
人気の高いトレーニング種目にベンチプレスがある。ベンチに寝転んで、両手でベンチをラックから下して挙げるだけの単純な動作なので、各人のパワーを比較するには分かりやすい〃ベンチマーク〃だ。
ベンチプレスしかやらない『ベンチプレッサー』だったり、挙上重量命で脂肪付けまくりの『ベンチ豚』だったりといろいろな造語が生まれるほど、ベンチプレスは愛されている。
いままでの経験から、ベンチプレスの最大挙上重量と、見た目は結構比例しているのは間違いない。よっぽどの肥満体型は除くとして
MAX100キロ・・・服を脱ぐと、そこそこいい身体をしている。でも正直、全然まだまだ。
MAX120キロ・・・シャツの上からも胸板の厚さが分かる。絞ると大胸筋の立体感あり。
MAX140キロ・・・かなりゴツイ身体。フィジークの大会で入賞争えるレベル
ベンチプレスを挙げるには大胸筋以外に、肩や腕の筋肉も関与してくるので、その辺の筋肉もそれなりにサイズがないと、重たい重量を挙げられない。ひょろガリな体型で100キロ挙げる人を見たことはないし、120キロでセットを組める人は、肩も腕もかなり立派な筋量をしている。
大胸筋だけ異常に発達していて、腕と肩が未発達という体型も見たことがない。
つまり、鶏が先か、卵が先か? という問題にも似ているが、ベンチプレスの重量を伸ばしたいなら、ベンチプレス以外の種目、腕と肩もしっかりやらないと、伸びていかない。
ベンチプレスだけでも、毎回重量アップ(漸新性)を意識してセットを組めば徐々には伸びるが、やっぱり、それだけよりも副種目として腕や肩をやり込んだ方が伸びが早いと感じる。
それから、自分自身、肩を壊してから、ダンベルでのトレーニングを真剣にメニューに組み込んだところ、胸のカタチ、厚みが出てきた。もともと、大胸筋の役割は、胸の中心と鎖骨から伸びた3部位で構成される大胸筋群が、上腕骨の上部に集まり結着している。つまり、両腕を胸の前でクロスさせるように収縮させる動作が一番得意なのだ。
だから、直線的に挙げるのではなく、フライの動作にも似たダンベルプレス、もしくはダンベルフライが大胸筋にとって一番、理に適っているトレーニングなのかと感じる今日この頃。話それました。。。
で、そういうお前はどうなんだ? という話だけど、120キロ1回ギリギリが限界だけど、それが原因で肩壊して、以降、高重量のベンチプレスができなくなったというジレンマに落ちてる真っ最中!