バンコク、ワークアウト備忘録

筋トレ、食事、サプリ、怪我、GYM、ゴルフなど備忘録

スクワットの功罪

f:id:workoutbkk:20190226130916j:plain

スクワットが原因で身体痛めているひと多い

 スクワット。私もこのブログで何度か勧めているし、他のサイトでもイチオシな鉄板トレーニング。

  脚、臀部に効かすことで、下半身の強化、安定化につながり、ゴルフや野球以外にもスポーツ全般でパワーアップが望める最高のトレーニング。スポーツやらない一般人も、これだけやっておけば、老化10年遅らせれると私は信じてる。

 以前、老人が大腿骨を骨折した場合、だいたい1年以内に亡くなってしまうという統計を見たことがある。とにかく、脚の筋肉は人間の活動にとって、まさしく『命』と言っても良いぐらい大切な箇所だ。

 もしやるなら、スミスマシンではなくフリーウェイトで、僧帽筋上部に担いで(いわゆるハイバー)、フルスクワットをやって欲しい。

 スクワットは、やればやるほど重量の伸びと筋肥大が感じられるので、正直、辛いがヤリ甲斐満点。脚も結構なスペースで太くなるし、なによりお尻がデカくなる。1~2ヶ月で、いまのズボンがきつくなるだろう。体重も増えて来る。

 ドライバーで10ヤードは簡単に伸びる!(マジで)

 ただ、マイナスな点もある。

 扱える重量が増えれば増えるほど、それも急激なペースで伸びている場合、大腿四頭筋などは順調に発達しているが、膝関節周りの筋肉などの成長が追い付けず、ここに負担が集中し始める。そして、最終的に痛めてしまう人が多い。日常生活でも、しゃがんだりする際に鈍い痛みを感じるので、支障がある。

 フォームが悪いから? という疑念もあるが、筋トレ上級者やコンテストに出場するレベルのビルダーなんかでも膝を痛めている人が結構いる。

 たぶん、この辺は、各人が生まれ持った才能による部分が大きいと思う。300キロの挙上に耐えられる腱を持っている人もいれば、そうでない人もいる。

 ボディビルダーやパワーリフターを目指すのでないならば、例えば自分の体重の重さを挙げられるだけでも、健康という観点からは十分だ。

 ファッションについても、脚が太くなるとウェストとのサイズがアンバランスになる。太もものサイズに合わせてズボンを買うので、ウェストがガバガバだったりでダサい。

 だから、一般のトレーニーがスクワットをするなら、15回前後挙げられる重量で2セットほどこなす程度で終わらせるのがいいのかな? と最近感じる。もしくは、スクワットは避け、レッグプレスなどのマシンで代用してもいいかもしれない。

 どうしてもスクワットに拘るなら、絶対に安全確保を。そして、しっかりしたスクワットラックで、かつ正しいフォームで扱える重量にチャレンジすること。無茶をするときは、補助してくれる人を付けること。さもないと、大怪我をしたりする危険性が高いので。

 ちなみに、『膝を前に出さない』っていう教えがありますが、膝は前に絶対に出ます!(笑) ただ、しゃがむときに、膝から曲げるのではなく、背筋を伸ばしたまま尻を真後ろ引くイメージでスタートしてください。