バンコク、ワークアウト備忘録

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2020年末、サンクラブリ旅行

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機会ありましたら是非行ってみてください

 カンチャナブリの奥にあるサンクラブリという場所で、タイ人の友人がホテルを経営している。ダム湖の湖畔にあり、そこそこの規模の素敵なリゾートだ。

  僕がタイに移住して来て数か月経った頃、まだ仕事はせず貯金を崩しながらタイ語学校でタイ語を勉強しているときに、彼と知り合った。

 当時、僕はバンコクのテウウェートという地区のあるゲストハウスに住んでいた。個室だけどシャワートレイ共同、扇風機のみという部屋で1ヶ月確か2500バーツぐらいだったような?

 近くにある工業大学に、田舎の高等専門学校から研修に来ていたタイ人の先生たちが、この安ゲストハウスに住んでおり、僕はたまたま彼らと仲良くなって食事を一緒にしたりするようになった。その先生たちから紹介されたのが彼である。

 彼は国費で日大工学部に留学した経験があり、日本語をそこそこ喋るし、日本に対して非常に友好的で、僕と彼はすぐに仲良くなった。

 それが1994年。だから、25年前の話になる。

 彼には当時付き合っている彼女がいて、その彼女の実家が、サンクラブリで飲食店やホテルを経営していた。彼らは結婚し、彼はノンタブリの学校で先生を、彼女はバンコクで商売をやっていたが、代も変わって、その彼女がオーナーとして現在、ホテルを切り盛りしている。

 サンクラブリは、日本人観光客にはあまり知られた場所ではないが、第二次世界大戦時にバンコクからカンチャナブリを通り、ミャンマーまで伸びていた泰緬鉄道はここサンクラブリも通過している。だから、日本人にまったく縁のない土地ではない。多分、この辺りで多くの戦死者も出ていると思う。

 実際、タイと日本が共同で建てた鎮魂のためのお寺が、スリーパゴダがある国境の箇所に建てられている。ミャンマーと接しており、バンコクから360キロ。約6時間となかなか遠い。

 ココに来るのは僕は3回目。

 1995年に彼とその友人の先生たちに連れられてきた。タイ人以外は入れないのに、僕もこっそりタイ国境を越えてミャンマーに入り、滝までいって遊ぶと言う、今では考えられないぐらい無謀なことをした記憶がある。

 それから次に来たのは2009年、日本人の職場の同僚を連れて泊りに来た。

 そして2019年の年末。1995年に来た時と比べれると僕には大きな変化があった。あの当時は来たばかりの20代そこそこの若者で、タイのことも良く知らないし、無職で将来どんな大人になるのかもまったく見えていなかった。

 その後、なんだかんだで、僕はタイに根を降ろし、家族を持って、子供も2人いる。家まで買ってしまった。

 で、彼とその奥さんと最後にあったのは15年ぐらい前だったので、随分昔の話だ。お互いに歳をそれなりにとっていた。

 1995年に一緒にここに来た他のタイ人の先生たちにも話がおよび、FacebookやLineやらでいまだに連絡をとっているようで、皆の写真を見せてもらったが、25年も経てば姿、カタチが原型をとどめていないぐらい変化している(みんな、そんなもんですね。泣)。

 タイに来て25年余り。あっという間に過ぎてしまって、何も残せなかったと思っていたが、こうやって振り返ってみる機会があると、それなりに人と交わりいろいろな経験をさせてもらったことを思い出す。なかなか悪くない25年だった。

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山奥にある戦争博物館。きれいに整備されています。

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泰緬鉄道が通ってた跡

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タイとミャンマー国境にあるスリーパゴダ

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パゴダの目の前にあるお寺

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線路が展示されている

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サンクラブリで有名な『モン族の橋』

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ワチラロンコンダム