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子供のEQアップを目指すためにできる簡単なこと

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賢いだけではまだ足りない


 最近、『非認知能力』という言葉を知った。IQが測れるもの=認知能力であることに対して、数字にできない能力だそうだ。EQとも言うらしい。

  それで、より詳しく知ろうと思いネットを検索していたら、以下のような論文があった。https://www.rieti.go.jp/jp/publications/dp/14j019.pdf

 この論文では『非認知能力はその人の経済的な成果に影響を及ぼす』と述べており、子供の頃のどんな環境が、その子にとって好結果を生む傾向にあるか、一般人でも有効活用できる内容になっている。

 ちなみに『認知能力は8歳までにおおむね開発されるが、非認知能力は10歳以降も鍛えられる』ようだ。

 ただし、これは私の考えだが、持って生まれた脳味噌の特性、つまり各刺激に対する反応差も、非認知能力に多いに関係していると思うが。

 以下、まとめ。

<15歳時点での成績に対する正の要素>
・父親大卒、母親大卒
・蔵書が多い
・暮らし向き

<学歴に対する正の要素>
・父親大卒、母親大卒
・蔵書が多い
・暮らし向き
・15歳時の成績
・遅刻をしない
・部活(スポーツ)をする
※共働きはマイナス

<社会人になってからの賃金に対する正の要素>
・15歳時の成績
・母親大卒
・蔵書が多い
・運動系クラブに所属
・生徒会に所属

 でも、いざ自分自身が子供を育てなければいけなくなった際、上記の箇条書きの中から子供に対して用意できるものと、用意できないものがある。

 例えば、嫁に『今から大学行って卒業してきてよ』は無理だし、『子供のために共働きはやめよう』とは世帯収入が不足しているなら提案できないし、『今から生活レベルを向上させて豊かに暮らそう』と言ってもこれも無い袖は振れない。

 結論。今から、どこの家庭でも実施できる、子供のEQ向上にとって有効なこと
 → 本を読む
 → スポーツをする
 → 遅刻をしない

 ただし、上記環境を無理やり用意した場合、同じような傾向が出るかどうかまでは述べられていないので、自己責任で。