シーチャン島の陣田筏と砂浜で遊んできた話、その1
連休、家族でシーチャン島に行ってきたので、詳しく書いてみる。
朝5時にバンコクを出発すると約6時15分頃に、シーチャン島に向かう乗合船が出るコ・ロイの駐車場に到着する。ちなみにコ・ロイの駐車スペースには限界があるので、到着が朝遅くなればなるほど、駐車スペースを探すのが難しくなる。駐車代は無料。島から戻って来たら車にキズつけられていたとかの心配はないと思う。
そこから船着場まで3分ぐらい歩くと、チケット売りのボックスがある。大人子供関係なく一人50バーツ。朝7時の船が一番最初で、その後、1時間置きに船がでるが、満席になり次第、船は出発するので注意。この日は連休初日ということもあり乗客も多く6時40分には船が出発した。
船は約40分でシーチャン島に到着。座席は前後左右に狭いので、大きな荷物は甲板にある荷物置き場へ。船の中でトイレに行かない様、乗船前に用は済ませておくこと。船の中に、ライフジャケットあり。
シーチャン島の船着場に到着すると、陣田筏のスタッフが待っている。お店のポロシャツに名札つけているので探しせばすぐわかるハズ。わからなければ電話しましょう。
そのまま、陣田筏のボートに乗せられ、少し沖にある筏へ案内される。よって、持っている荷物も一緒に移動することになるが、陣田ゲストハウスに宿泊予定なら、陸のスタッフに預かってもらえると思う。
筏は全部で4つ。D筏は、お座敷にカウンターがついていて豪華な感じ。特別料金? かどうか不明。一つの筏に12名ぐらい乗ることになる。狭い感じはしない。ライフジャケットもお願いすれば用意してくれる。
竿やら仕掛け、エサ、それから椅子や竿掛けは事前に予約しておくこと。竿1本に対して、椅子と竿掛け1セットがいい具合。ちなみに、釣りをしない人が寝転んで座ってられるベンチが筏の上にはある。で、陣田筏のスタッフがエサの準備をしてくれるので、それが終わったら、用意されている仕掛けにエサをつけて釣りを開始。
釣れるか、釣れないかは、当日の潮次第。
この日は皆、あまり芳しくない状態。たまたま、私とそれから、同じ筏のベテラン男性の方に1匹づつ大物が掛かったが、それ以外は結構寂しい状況(記念のポロシャツもらいました!)。まあ、釣れない日もあるし、それもいい経験。釣れない日があるから釣れた時は嬉しいしネ!
お弁当も事前に予約しておくこと。お弁当セットにはインスタントみそ汁、おにぎりセットにはカップラーメンがついている。なかなか芸が細かいが、個人的にはお湯淹れて・・・っというのは面倒かな。海の上で食べる弁当、おにぎりは格別に旨い!筏の上で、ソフトドリンクやアルコール、カキ氷なんかが販売されているのは素晴らしい!
糸が絡んだ、船に酔った、なにか飲みたい、などは筏の上にいる数名のスタッフに伝えれば迅速に動いてくれる。サービスに関しては、かなりレベルが高いので、不便だったり不都合を感じることはないと思う。ただし、トイレはいまいち雑なので神経質な方は、陸で済ませておきましょう!
釣り終了のタイミングは『各自、勝手に決めてください』。1時間に1回、船が迎えに来てくれるのでそのタイミングで島に戻ることができる。
筏は結構大きく安定しているが、それでも船酔いするか? という質問だが、「する人もいる」という感じ。4歳と7歳のうちの子供は初めての体験だったが、全然酔わず。筏の上を元気に走り回って、他のお客さんに迷惑かけていた。タイ人の奥さんは軽く酔っていた。セブンイレブンに酔い止めが売っているので、心配な人は乗船前に飲んでおいてください。
それから、釣った魚は陣田筏が経営する日本料理店に持ち込むと格安で捌いてくれる。
この日、私は50センチほどのマブタシマアジを釣ることができた。エサはイカの切り身。これ以外は一匹も釣れなかったことを考えると、幸運にもほどがあるとしか言いようがないが。
釣り上げてからすぐに、ネットに入れて海に沈めておいたが、すぐに死んでしまったので、血抜きもせずに、発砲スチロールのボックスに氷入れて、そこに魚をぶち込んで置いた(氷も発砲スチロールも筏の上で注文できる点にも注目)。
刺身とフライにしてもらった。血抜きもしていないし、刺身は臭うかな? と思ったが、新鮮そのもので臭みは一切ない。ただ、残念なことに、魚の実力なのか、味が薄い。しかし、フライは適度に油を吸って非常に美味しい! 子供たちが大喜びで食べていたのが印象的。釣った魚を肴に、一緒にいった友人家族とビール、日本酒で宴会。子供たち向けにカレーライスやハンバーグをが用意されているので問題なし。
お店の方が非常に親切なのも印象的。ホント、いい雰囲気。ちなみに、歩いてすぐのところにセブンイレブンあるので近代的な生活もできる。
泊りは陣田ゲストハウス。少し狭い&洗面台がないので、気になる人はどこかホテルに泊まるのがいいかも? ただ、このゲストハウス、食堂のすぐ裏なので酔っ払ったらすぐにベッドに直行できる点はポイント高い。清潔だしね。