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果糖ダイエットの誕生か?!

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山本義徳さん(画面右)は自らステロイドユーザーだったことを明かして活動している


 ビースト村山さんという方が、最近Youtubeで流行っている山本義徳さんを呼んで筋トレや栄養について語ってもらうコンテンツに、興味深い内容のものを見つけたので共有したい。

  動画を見ていただければすぐに理解できるが、ざっくりまとめると以下の通り。

 『減量中の代謝が悪くなるのは甲状腺ホルモン機能の低下によるもの。甲状腺ホルモンの機能低下が起こる原因は、肝臓にある貯蔵グリコーゲンの量が関与している。だから、肝臓の貯蔵グリコーゲン量をもとにもどしてあげれば、甲状腺ホルモンがまた働き出し、減量が進む』という内容。

 で、肝臓グリコーゲンの量を戻すには、炭水化物を摂取する必要があるのだが、そこで登場するのが〃果糖〃。

 以前、このブログに書いた『果糖とブドウ糖の違い』で、説明している通り、果糖は肝臓にダイレクトに吸収されるので、肝臓にグリコーゲンを貯めたいなら、果糖はブドウ糖よりも効率のいい炭水化物となる。

 だから、減量中のチートデイには果糖を摂ることで、代謝を素早く戻し、また減量を進められるという理論。

 う~ん、めちゃくちゃ理に適っている。

 これを応用させて、『減量中は果糖から炭水化物を摂るようにすれば、肝臓グリコーゲンの低下を防げ、減量停滞期に遭遇することもなく、すんなり順調に減量を進められる』という理屈になる。

 つまり果糖ダイエット! というワケだ。アンパンたべながらコーラがぶ飲みしても痩せれるゾ!(そんなワケありません・・・)

 たしかに理に適っているけど、なんだか上手くいかないような気もする。とりあえず、自分の身体で人体実験してみますワ。

 ただ注意点が一つ。果糖は余剰摂取分はすぐに脂肪に変換されるので、身体が常にエネルギー不足のとき、つまり減量最中に限って実施すべき。さもないと脂肪肝、一直線ですから。