バンコクで出会った詐欺師たちとその見分け方
バンコクに住んで30年近くになる。まともな日本人が大半だが、職業柄(以前の)、怪しい、何をやっているのかよく分からない日本人もたくさん見てきた。実際、後に逮捕される人たちもいた。
以下、例をいくつか。
例1.
ある日本人男性から、筋トレのレッスンをお願いしたいと連絡があり、約束の当日、私が指定したジムで待っていたが、現れない。電話を入れるも出ない、返事もない・・・結局、現れることもなく、それ以降連絡も取れない。
ちなみに、この人物、ネットで「バンコク在住、会社を数社経営して、自由気ままに金儲けしてます。その方法教えます」という怪しさ満点のビジネスをやってた若者なんだが、やっぱり詐欺ビジネスだったようで、しばらくするとバンコクから消えてしまった。
→儲け話や、自分が儲かっている話をする奴には注意! さらに、人との約束を守れないとか論外。
例2.
一緒に働いていた仲間。日本の大手企業で勤めていたが、タイが好きで移住してきた奴。陽気で面倒見が良く、いい奴だと思っていたが、ゴルフをやるとスコアーを誤魔化す。
最終的には、いろんな人から借金したりして逃げ回っており、それが会社にバレて逃亡、潜伏、行方不明。
→ゴルフのスコアーを誤魔化す奴には注意!
例3.
アメリカの超有名歌手の日本、アジアでの権利を持っており、そのアニメのタイ語版を作りたいという社長さんがコンタクトしてきた。
約束の場所は、彼が宿泊しているアジアホテル。腕時計はカシオの金メッキのデジタル時計。。。
身なりや、宿泊先で判断するのは危険だが、アジアホテルは『超大物歌手の版権をもった会社の社長』が泊るようなレベルのホテルでは絶対ないし、加えてカシオの金メッキの時計となると、さすがに、怪しいでしょ?
2年後に、版権ちらつかせて出資金をあつめる詐欺で逮捕されてました。
→話が大きい割に、身なりがそぐわない人には注意!
まとめ。
・何をしているかよくわからない人
・ゴルフのスコアーを誤魔化す人
・大小問わず嘘をつく人
・マナーが全然ない人
・整合性がない話を平気でする人
・自分がいかに儲かっているか話す人
・話が大きすぎる人
・簡単に儲かる話をする人
・金持ちを自称する割に身なりがイマイチな人、、、
まあ、そんなことよりも話をしたり、外見を見れば、まず最初に違和感を感じるハズ。この最初に感じた違和感に素直になれば、大方、騙されることはないハズ。
だから、『あなたが最初に感じた違和感』。これを信じて、間違いナシ!