バンコク、ワークアウト備忘録

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タイで筋トレを始める皆様に 2021年版

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鏡ばかり気になるのが筋トレの欠点

 

 コロナの時代、引きこもり生活で頭がおかしくなりそうだったら、筋トレ始めてください。ジムが空いてなければダンベルとベンチ買ってきましょう!

 で、分厚い胸、張りだした丸い肩、鬼の顔のような背筋、筋が入りまくった太もも、そして割れた腹筋。これをゴールに、トレーニングを始めるんだけど、なかなかたどり着けない。イメージしていた姿の半分にも達しない。

 なにが悪いんだろう? あのユーチューバーとどこが違うんだろう? と悩むハズ。

 でも、心配しないで欲しい。私はショボいトレーニーだけど、トレーニング歴だけは長く、生活環境の変化に応じて、いろんなジムを渡り歩いてきた。その経験から、いわゆる『ムキムキのマッチョ』に遭遇したのは、それほど多くないし、ひょろひょろだったジムの会員の方が、1~2年後にオオーッと見違えるようになった例は一度も見たことがない。

 トレーニング継続しているんだけど、なかなか伸びない中肉中背のトレーニーが95%以上かな、という感覚。

 栄養の細かい摂取方法や、トレーニングのタイミング、各部位の狙い方、休憩の取り方など、ネットなんかで知識を集めていると、頭でっかちになってしまい、異様にここにこだわってしまいがちだけど、自分がそこを通り過ぎた経験から言うと『タンパク質多めで、炭水化物もしっかり食べて、週3回、全身を苛め抜く』で、十分成長していく。

 このブログの過去のページを見ていただくと、頭でっかちだった私の記録が克明に残っている。恥ずかしいけど・・・

 まず、こだわるのは重量とトレーニングの頻度。

 分割法なんて面倒なことしないで、胸、背中、脚を一括りで週3回、ギリギリの重量で追い込んでください。いろんな種目を取り込みながら。

 腕、肩の細かなパーツは、大きな筋肉の成長に引っ張られるので、後回しでいいか、時間と精神的な余裕があれば、トレーニングの最後に追加って感じ。

 ある時期、挙上重量に変化がでなくなったら、トレーニングのボリュームを増やしたり、関係ありそうな他の筋肉を鍛えたり、食事量を増やしてみる。

 どこまで伸びていくかは、遺伝的な才能によるけど、トレーニング開始から数年経つと、ある時から全然、というかほとんど伸びなくなって現状維持になる。← 私は今、ココ

 ちなみに、私の上腕二頭筋はここ数年36センチ前後で、一行に太くならない(大増量したときは脂肪がついて38センチまで達したけど)。ベンチプレスも100キロで3~4回以上挙げられない。年齢が上がって、体力が落ちているから、もう120キロなんて無理だろうな~と内心諦めている。

 じゃあ、この現状維持を打破できるのか? ネットでは、そのテクニックを説明しているページや動画がたくさんアップされているが、『全部、ホント?』というのが、今の正直な感想。

 遺伝的、人間としての生き物の限界に達したら、あとはどんなに頑張っても微々たる成長すら厳しいと思う。毎日2時間トレーニングに打ち込める環境、ハードなトレーニングをしても壊れない関節や腱の強さがあれば、もしかしたら? といつも思うんだけど、その微々たる成長の可能性ために、毎日2時間トレーニングして、プロテインを3時間おきに摂取する人生ってどうなの? と思う。

 自分で言うのもなんだけど、49歳の割には、そこそこ、いいカラダしてるし、あと1%の伸びしろを埋めるために、人生の50%を筋トレに費やすのは、自分的には効率が悪いな、と。

以上、筋トレ初心者の夢や希望を打ち砕くような内容だけど、以下の3つの点にだけ気を付ければ、
 ・全身の大きな筋肉を、高重量で2~3日置きに苛め抜く 
 ・タンパク質中心に食事をしっかり
 ・継続する ← これが一番難しいようで
成長する。難しいことはない。

 最後に、モチベーションの維持は見た目の変化以外に、挙上重量の変化にも注目。こちらの方が分かりやすい指標になるので、毎回メモとってください!

 『いや、でも、毎年毎年、身体デカくなってバキバキに成長していくユーチューバーもいるじゃん!』というのも事実。う~ん、なんでだろうな~