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ベンチプレス、デッドリフト、スクワットはやっちゃダメ?

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高重量限界チャレンジのデッドリフトは腰を痛める危険大!

 ウェイトトレーニングをやっていると、筋肉痛だったり腱違えちゃったりして痛めること、結構多い。もしかしたら、関節なんかは慢性的にその痛みが続いている場合もあるだろう。

  ベテラントレーニーで、ベンチプレス、デッドリフト、スクワット、いわゆるビッグ3を避ける方が結構いる。長年の経験の中で、筋裂断だったり、長引く関節の痛みを経験してきた結果、身体を壊して筋トレができなくっては本末転倒、と反省して『できるだけ無理のない重量でしっかり効かせる』という方向に移行する。

 ビッグ3は、高重量狙い、限界チャレンジ的な種目になりがちなので、パワーアップすればするほど筋肉以外の、関節や腱に凄まじい負担がかかるワケで、冷静に考えれば、身体にいいはずがない。

 じゃあ、初心者もそれでいいのか?

 『ベンチプレス100キロという目標に向かって頑張っている』
 『大腿四頭筋を丸太のようにしたい。だからスクワット』
 『男ならデッドリフトから逃げるな!』

等、熱い想いは筋トレのモチベーションを上げ、継続するための動機になるし、初期の頃ならば、絶対間違いなく筋肥大に大きく貢献する。だから、筋トレ始めたばかりの人ならば、数年間はしっかりビッグ3をメニューに取り込むべきだと考える。その程度の重さなら関節も頑張ってくれるだろうから。

 ただ、自分が考えるのは、関節周辺の強度や腱は、筋肉ほど成長しない。筋肉は順調に大きくなり、挙上重量が増え、ある程度のところまで来ると逆に関節、腱の限界を超えることになるということ。そこに無理が生じてしまい、積もった疲労が関節を痛めつけ、数か月休憩したぐらいでは治らない状態になってしまうと思う。

 だからベンチプレス60キロとか、スクワット100キロ、デッドリフト100キロ程度なら安全確保して、フォームだけ気をつけてガンガンやり込むべき。ただし、怪我や痛みが出始めるころから、『身体にとって適切か?』と常に気にするべき。